みなさん、こんちわ( ^ω^ )
マリトッツォを食べたことないのに、愛知のお土産ケロトッツォに感動しているこだっくです!
今回は、前回に引き続き、社会人1年目で活躍するための仕事術を紹介していきます。
◆前回の記事(前編)
会社で活躍できるようになるためにモチベーションUPさせた考え方。
1年目でできるヤツと思わせる仕事術。
◆今回の記事(後編)
コミュ障克服と、紹介した仕事術を1年続けた結果、社内からの評価はどうなったのか。
紹介した仕事術以外にも、評価につながったこと。
目次
本記事の対象者と得られるもの
本記事では、以下のような方々に役に立ちます!
・自分がコミュ障だなと思っている方
・新社会人になり、良いスタートを切りたい人
・入社したばかりで、1年目から活躍したい人
・同期に差をつけたい新社会人
・転職などにより、新しい職場で良いイメージを植え付けたい人
本記事を読むことで以下の内容が得られます!
・コミュ障を治すための心構え、考え方が分かる
・新社会人とは思わせないような仕事の仕方がわかる
・周りの同期と差をつけられる
・新しい職場でも、周りに「仕事ができるヤツだ!」と思わせられる
激動の社会人1年目。会社の評価は…?
前回の記事で紹介した仕事術を1年間継続したあと、年度末の人事評価がありました。
結果から伝えると、最高評価で満額昇給、部内の最優秀新人賞を受賞しました!
また、この最優秀新人賞、1年目だけが対象かと思いきや、1年目〜3年目の中で最も活躍した人が選ばれるとのことでした!
そのため、1年目で選ばれること自体稀であり、非常に注目されたのです✨
なぜこのような評価をもらえたのか?
自分では、前回の記事で紹介したことを1年間やり続けたのかと思ったのですが、上司にも聞いてみました。
すると、以下の3つの理由があったようです。
最優秀新人賞獲得の理由①:炎上PJにて、1年目から複数メンバの管理をした
現場配属された1ヶ月後に、別現場への支援メンバとして、参画した炎上PJがありました🔥
そのPJでは、「特定のチェックリストに沿って、大量の設計書をチェックしていく」という単純作業でした。
単純作業といっても、新人には分からないチェック観点も複数存在していました・・・。
我々新人がチェックを行ったあと、既存のPJメンバでレビューを行うというダブルチェック体制を引いており、新人にはとにかく量をこなしてほしいという雰囲気を感じとりました!💦
そのため、私はとにかく量をこなすことを最優先としました。
その分、当然失敗も誘発したのですが、代わりに必ず振り返りを行うことで、「どういうやり方をしたからミスった」という、NG行動集ができあがったのです!
現場の先輩は、質よりも量をこなし、失敗から次の失敗を防いでいる私の姿を見て、できるヤツと思ったのかもしれません。
なぜなら、その週の土日に当然のごとく休日出社をしたのですが、人手が足りないため、他のプロジェクトのメンバを集めて、作業をするという日がありました。
私自体が支援メンバとして参画したのに、さらに支援メンバを招集し、100人規模の体制で土日を乗り切りました・・・。
この土日において、私は土日のみに招集されたメンバの一部に対して、設計書のチェックの仕方、チェック観点などを伝え、管理する側の仕事を任されました。
なんと、現場に出て3ヶ月しか経っていない新人が、他のプロジェクトから来た支援メンバの管理作業を行うという大役を任されたのです!
この管理作業をやってほしいと言われたのは、支援メンバが来る前日の金曜日。
私は、日々の設計書チェックノルマを終わらせたあと、明日、明後日の2日間で管理する作業の準備を行いました。
まずは、作業要領の作成です。
6人の支援メンバが来るので、6人とも同じように作業できるよう、手順書のようなものを作成しました!
これで、同じような質問が発生することを防ぎました!
次に管理簿の作成。
と思ったのですが、これはプロジェクトで用意されていたのでそのまま使用。
あとは、役割の定義です!
私と同じように、日頃から炎上プロジェクトに参画している新人が1名いたので、その新人には支援メンバと同じ作業をさせずにレビュアーという役割を与えました。
なぜなら、私以外に、その新人だけがチェック観点を分かっていたためです。
最後に作業者の作業環境を整えるところです!
チェック観点の中には、ほかの設計書と整合性を合わせる観点が含まれていました。
つまり作業者は、いまチェックしている設計書と整合性を合わせたい別の設計書を2ファイル見たいワケです。
さらに、その設計書の中で、関連する記載箇所に素早く飛びたいワケです。
そんな中、今回管理対象となった設計書は、Excelのオブジェクト(図形)の中に、機能名などの文字列が書かれておりました。
そうです、関連する記載箇所に素早く飛ぶためには、関連ワードでExcelをブック検索したいのですが、当時のExcelではオブジェクト内に書かれた文字列は検索してもHITしないのです・・・
つまり作業者は、整合性をとるために、何シートもある設計書を1ページずつ目で見て対象箇所を探し出す必要があるんです。
さすがに新人の私も「これはキツイな、何か方法はないかな?」と考えました。
プロジェクトの規模も大きく、セキュリティも厳しい現場だったので、オブジェクトの中も検索できるようなソフトを入れることもできない中、私は「PDF化してしまおう!」と思いました。
あらかじめPDF化しておいた設計書もフォルダに置いておき、検索のためだけに使ってもらうのです!
設計書の数は数十ファイルあったのですが、前日に新人複数人に声をかけ、分担してPDF化したので、支援当日には間に合いました!
この状態で支援日を迎えたのですが、新人が管理をやっているということで、課長が心配して私の元に声をかけに来てくれました。
私は上で述べた準備をし、今日は支援メンバを管理しているということを伝えると、課長は新人の私を、特別褒めるわけでもなく、私と真剣なトーンで話をしてくれました。
私は褒められなかったことは全く残念に思っておりません。
それよりも、新人に対して話すトーンではなく、まるで現場リーダと話しているようなトーンで話してくれたことが嬉しく、この土日がんばろうと思った瞬間でした!
無事土日を乗り切り、後日になって、その課長からお褒めのお言葉をいただいたので、本当に良い経験になりました!
最優秀新人賞獲得の理由②:1年で担当者として独り立ちできた
よくSEとプログラマの違いを聞かれることがあります。
SEはプログラマと違い、プログラミング以外の業務も行います。
例えば、要件定義から設計、テスト、リリース、運用保守です。
このようにシステムを構築、改修するのに一通りの業務を覚え、担当者として独り立ちできるようになるには、2〜3年かかる人がほとんどでした。
そんな中、私は1年で独り立ちすることができ、2年目からは自分の業務だけではなく、部下の業務も面倒を見るようになりました。
なぜ1年で独り立ちできたかというと、やはりたくさんの失敗とたくさんの振り返りを行ったからだと思います。
たくさん失敗したので、プロジェクトに迷惑をかける場面も多々あったのですが、その代わりにちゃんと毎回振り返りを行い、再発防止策を立てていたので、そのたくさんの失敗と振り返りが1年での独り立ちを実現させたのだと確信しています。
最優秀新人賞獲得の理由③:評価物をしっかり取り組んだ
私の会社では、月報と年度末の評価資料で、1年間の評価が決まります。
周りの人たちを見ていると、「業務が忙しすぎて月報出していない」とか「10分で仕上げた」とか言う話をよく聞きました。
でも考えてみてください。
あなたは、1年間必死にやってきて、成長もしたはずです。
その1年間の成長をアピールする場が、年度末評価であり、月々の月報の積み上げなのに、それやらないですか?
と私は思うのです。
野球好きなので、野球で例えますよ!
例えば2022年シーズン大活躍の村神様。
首位打者 → アピールポイント①
打点王 → アピールポイント②
ホームラン王 → アピールポイント③
この3つのアピールポイントをアピールしないと年俸下がりますよね
なので、野球選手であとうと、SEであろうと、他の職種であろうと、アピールはしないと損ですよ!
評価物はきっちり書いて提出しましょう!
最優秀新人賞獲得の理由④:業務以外の活動にも積極的に関わった
業務以外というと何か。
はい、「飲み会」です。
私は上司から誘われた飲み会には積極的に参加していました!
「上司のご機嫌を取りに行った」とか、「お酒が好きでおごってもらいに行っていた」とか、そういうわけではありません。
実際に私は、お酒も飲めませんし、飲めない割には、割り勘されていました!笑
それでも積極的に参加した理由は、「仕事中には教えてくれないことを聞けるから」です。
お酒が入ると、会話がはずみますよね!
上司との飲み会というと、説教されるとか、そういうイメージですが、私はそうは考えなかったです。
その上司もわざわざ飲みの席に誘っているので、説教したいから飲み会に誘っているわけではないと考えたのです。
説教したかったら、会社の別室に個別で呼び出してやるかなーって思ってます。
なので飲み会の席で仕事の話になったときは、自分向けの話であれ、他のメンバへの話であれ、その上司の言っていることをしっかり聞いています。
「あ、あの先輩は〇〇っていう場面で××という選択をしたから怒られたんだな〜」とか
「△△よりも□□のやり方の方が、効率的なんだな〜」とか
情報収集のつもりで飲み会には参加していました。
飲み会で得た情報や仕事の仕方を持ち帰り、自分も同じことで怒られないようにしようと思いながら日々の仕事をしていましたね(。-∀-。)
また、飲み会だけでなく、業務以外に関わった活動として、飲み会や社員旅行の幹事、部署の広報&とりまとめ役などをやってました!
業務だけを必死にやる社員より、自社作業などにも積極的に参加することで、他部署にも私の名前、顔が伝わるんです。
自社作業の例:幹事、委員会、イベントの運営、手伝い、会社企画への参加
つまり、他部署の先輩や役員にも自分の顔を覚えてもらうことで、どんな良いことがあると思いますか?
自分を評価してくれる上司の目線に立ちましょう。
例えば、「一般の役職から主任に昇進させてあげたい」とします。
この時、顔も名前もよく分からない人と、自社作業などでよく見る顔、名前。
他部署の先輩や役員も、「あぁ、あの子ね!」ってなります。
つまり、業務だけ必死にやっている子ではなく、「自社作業でよく見るのに、業務もしっかりこなしているのか!」ってなります。
なので、主任にあげるのもハードルが低くなるんですよ!
(だって役員がOKすれば終わりですから)
という、良いことがあるので、
業務を計画的にこなしつつ、自社作業にも携わっていきましょう!
さいごに
いかがでしたか?
前編後編の2回に分けて紹介してきましたが、とてもボリューミーだったので、まとめさせていただきます!
次回は、最優秀新人賞を取って以降、その後の活躍はあったのか?というお話をさせていただきます!
でわ、また〜( ^ω^ )